免費論壇 繁體 | 簡體
Sclub交友聊天~加入聊天室當版主
分享
返回列表 回復 發帖

異世界の迷宮都市で治癒魔法使いやってます

 土台にされたアリサの抗議も、二人には届いていないようだ。
被當作地台的亞里莎的抗議也無法傳到兩人那裡。
 それを見たミーアがキスをされるのを待つのではなく、タマやポチのように自分からキスをしてきた。
看見那情況的米婭並沒有等待被吻,而是像小玉和波奇一樣由自己主動吻上來。
 年少組に触発されたのか、ナナとルルも顔を寄せてくる。
是被年少組触発了嗎 ?娜娜和露露也把臉湊過來。
「マスター、親愛のキスだと報告します」
  Master. 親愛的KISS, 如此報告
「そ、それじゃ、私も親愛の証に」
那,那麼,我也作為親愛的証明
 無表情のナナがオレの額にべちゃりと、少し頰を染めたルルが唇に近い頰についばむようなキスをした。
無表情的娜娜對我的額頭吻下去
臉頰有點染上紅色的露露在接近嘴唇的臉頰處
好像。 一樣的吻了下去。
 久々の仲間内だけの旅なので、皆テンションが上がっているようだ。
因為是久違地只有同伴的旅行
大家的情緒似乎都高漲起來了。
 マジメなリザは少し離れたところで直立不動だが、なんとなく交ざりたそうな気配を感じる。
莉薩在稍微離開了點的地方站直不動,可是總感覺有種似的氣息。
 一人だけ仲間外れはかわいそうなので、「リザ」と名前を呼んでオレの頰を指差す。
一個人被排除在同伴外也太可憐了,所以我叫著「莉薩」並指了指自己的臉頰。
「で、では、僭越ながら──」
那,那麼我就僭越了
 珍しく上ずった声で答えたリザが、顔を真っ赤にしてオレの耳元に優しく口付ける。
           少有的把聲調拉高回應的莉薩,臉變得鮮紅向我的耳朵溫柔的把嘴貼上。                  
 橙鱗族の風習なのか、キスの後にペロリと小さく耳たぶを舐められてくすぐったかった。
是橙鱗族的習俗嗎?在KISS之後舐了一下耳垂。


 そんな仲間達だが、ボルエナンの森に滞在している間に色々と成長している。
以上的同伴們大家在波魯艾藍滯留期間都有了各種各樣的成長。
 エルフ師匠達に鍛えられた仲間達は戦闘技術と共にレベルも上がり、
被ELF師父們鍛煉了的同伴們的戰鬥技巧提升的同時等級也提高了,
今や全員レベル二〇に達した。
一般的な騎士団なら分隊長や小隊長になれるくらいの技量があるだろう。
    現在全體成員的等級都達到了20
普通的騎士團的話大概是能夠成為分隊長和小隊長的技量。
 前衛陣全員が瞬動や身体強化スキルを覚えたので、総合力は公都にいた頃より格段にアップした。
前衛全員都學會了瞬動和身體強化的技能,整體戰力比起在公都的時期有了格段上的提升。
 残念ながらリザ以外はまだ魔刃を覚えられていないが、
可惜的是在所有人中只有莉薩學會了魔刃
元々レベル三〇以上の騎士でも使えない者の方が多いようなレアなスキルだからしかたない。
但是本來就是等級30以上的騎士都沒多少人能使用的珍貴技能,所以也沒辦法。
 後衛のルルも護身術スキルを覚え、

身為後衛的露露也學會了護身術技能
アリサやミーアはスキルを得られなかったものの、
亞里莎和米婭沒有得到技能
街のチンピラ程度なら軽くあしらえる程度の技量を得たようだ。
似乎得到了街上的程度的話的技量。
 ミーアは新たに精霊魔法を手に入れ、アリサは空間魔法の新しい魔法書を得た。
米婭得到了新的精靈魔法
亞里莎得到了空間魔法的新魔法書。
 ナナの理術強化は中級術理魔法相当のモノが増えたが、
娜娜的理術強化相當於增加了中級的理術魔法
魔力まで増加したわけではないので、今後の成長次第といったところだろう。
  可是當然不會連魔力也一并增加,所以就期待今後的成長吧。               
 オレもエルフ達から様々な秘術を教えて貰ったお陰で、
我也托ELF們教授了我各種各樣的秘術的福
妖精銀とも呼ばれるミスリルだけでなく、
不止是被稱為妖精銀的秘銀
優れた強度や耐熱性を誇る「日緋色金」、
以優秀的強度和耐熱性為傲的「日緋色金」

魔力によって密度が変化しダイヤより硬い「真鋼」、
比起根據魔力而密度變化的更硬的「真鋼」
魔力効率に優れ、杖や魔法道具向きの「真銀」、そして万能の「神金」を作れるようになった。
魔法效率優秀,製作杖和魔法道具的「真銀」
然後還有萬能的「神金」都能製作了。
                                    
 もっとも、これらの魔法金属の錬成には膨大な魔力と「賢者の石」とも呼ばれる「聖樹石」が必要になる。
要鍊成上列的魔法金屬,膨大的魔力還有被稱為「賢者之石」的聖樹石都是必須的。
 錬成後の金属の重さに比べたら微量だが、
雖然和鍊成後金屬的重量比起來是微少的份量
聖樹石が潤沢にあるオレやエルフ達以外にはそうそう作れないので、あまり公の装備や装飾品には使用できない──大騒ぎになるからね。
可是除了得到聖樹石的我和ELF們外的人是無法製作的
所以不能在對外的裝備和裝飾品上使用太多
因為會變成大騒動的。

「ねぇ、ご主人様。迷宮都市までは何日くらいで着くの?」
吶 主人 離到達迷宮都市還有多少天左右?
「そうだな──」
   這個嘛  ..
 スキンシップを十分に堪能したからか、アリサ達の笑顔がいつもよりテカテカと輝いている。
只有便不分夠用了
可是亞里莎她們的笑容比平常更閃耀。
 なんでも「ゴシュジニウム」とやらを補充できたと不思議な発言をしていた。
     總之先補充不可思義的發言
 船の操舵や帆の調整は、船首像型のゴーレム「カカシ」がやってくれるので、オレ達は甲板の上にシートを広げて寛いでいる。
因為船的操舵和帆的調整是由船頭像的哥雷姆「卡卡西」負責的
所以我們在甲板上

 マニュアル操船もできるが、船首像型ゴーレムに任せた方が安全で楽ちんなのだ。
交給船頭像型哥雷姆會比較安全的玩
 ちなみに、船首像型ゴーレムはありきたりな美女像ではなく、ミーアの熱い希望でペンギンの像が選ばれた。
順帶一提,船頭像型哥雷姆並不是美少女像
而是根據米婭的熱烈希望而選擇了
「──普通の船なら一ヶ月くらいかかるはずだよ」
普通的船的話應該一個月左右吧
 オレはマップを開きながら答える。
我邊打開地圖邊回答。
 飛空艇ならともかく時速一〇から二〇キロメートルの船だと、一ヶ月くらいは見ておく必要があるだろう。
飛空艇的話。   從時速10到20公里的船
大概一個月左右是必須的吧
 あくまで、普通の船ならば、だ。
普通的船的話,呢
「マスター !前方の海の色が違うと報告します」
aster!前方的海面顏色不對勁,如此報告
 船首からナナの警告が聞こえた。
我從船頭那聽見了娜娜的警告。
 確かに直線に近い弧を描くようなラインで色が変わっている。
的確像描繪接近直線的弧一樣在改變顏色
 マップによると、ボルエナンの森のエリアが途切れる辺りだ。
地圖
波魯艾藍的森林的地域中斷邊
「空も~?」
天空也
「本当なのです !」
真的的說
 さっきまでマストの周りをグルグル回って遊んでいたタマとポチも、いつの間にかマスト上方にある見張り台に陣取っていた。
剛才為止圍著 的四周轉著玩的小玉與波奇也
在轉眼間。在上方的望台上擺好陣勢了
 たぶん、見張り台と甲板を結ぶ縄ばしごを登るのが面白かったのだろう。
大概,登上和甲板會很有趣吧。
「本当だわ」
真的耶
「何かあるんでしょうか?」
  有什麼在那嗎?                                                      
 フォアマストとメインマストの帆の合間から見える海を見て、アリサとルルが不安そうに呟く。
從。和。 的帆能看見的海 注視
亞里莎和露露很不安似的咕嘟
「大丈夫だよ、そろそろ外海なんだ」
  沒事的喲,是差不多到外海了
 オレはそう言って、船の魔物避けを起動する。
我說著並發動了船的魔物回避魔法。
 聖碑と同じ青い光の魔法陣が船を囲んだ。
發出和聖碑同樣的青色光芒的魔法陣圍繞著船。
 結構派手だが、人里近くや他の船と船団を組んだ時用に、光が漏れないステルスモードも搭載している。
也搭載了不會漏光的  模式。
効果範囲が半減するので、普段はステルスモードを使っていない。
因為效果範圍會減半
所以一般並不會使用這模式。
「──綺麗ですね」
好漂亮呢
 ルル達が光の魔法陣を見て口々に綺麗だと喜ぶ。
  露露她們看見光的魔法陣都高興的說著漂亮
 やがて船が進み、海の色が違う境界付近まで辿り着いた。
在海面顏色不同的邊界附近停泊
「結界」

 ミーアに首肯し、皆にこちらに集まるように告げる。
米婭點頭 告知大家在這處集合
見張り台の二人を除いた全員が操舵席の周りに集まった。
除了在暸望台上的兩人外 全員都集合到操心舵席的四周了

ここにはシートベルト付きの安全な座席があるのだ。
這裡有帶有。 的安全的座椅。
「マスター、前方を !」
      master 前方
 オレの肩を摑んだナナが前方を指差す。
娜娜抓著我的肩膀指向前方
 船が結界に近付くと、海上の結界がゲートのように開いた。
       船一接近結界,海上的結界就1好像門一樣打開了
 もっとも、元が透明なので、光の加減で微かに見えるくらいだ。
因為本來是透明的,所以能微微看到的程度
「マスター、向こう側の海が荒れていると報告します」
Master. 另一側的海面在,如此報告
「この辺の海はボルエナンの守りのために、わざと海流が荒れるようにしてあるんだってさ」
     這一有5的海。守護波魯艾南
 外洋でも滅多にないような荒波に、船が翻弄される。

 船が通り抜けた結界が、背後で音もなく静かに閉じた。

 マップによると、ここは「妖精の迷い海」というエリアらしい。

「よーそろ~?」
     
「ここは両舷最大戦速の方が用法的に正しいと訂正します」

 マスト上の見張り台に座るタマが足をぶらぶらさせながら呟き、それを伝声管越しに聞いたナナが平静な声で訂正する。
               
 この船の伝声管は風石を使っているので、非常にクリアに声が届く。

 ちなみに、両舷全速しようにも、この船にはオールやスクリューが付いていない。

「おう~いえ~」

「す、すごく揺れるのです !う、海に落ちちゃうのです」

「ふ、二人とも、危ないからそこから動いてはいけませんよ !」

 マストの上は振幅が大きいので、ポチがプチ・パニック状態になっている。それに釣られてリザまで慌てだした。ノリノリなタマとの温度差が凄い。
                                                           
 マストの上のタマとポチはちゃんと命綱を腰に巻いているし、いざという時はオレの「理力の手」もあるから大丈夫なんだが、慌てたリザとポチはそれに気がついていない。
                                                   
 ルルとミーアは無言のまま青い顔でオレにしがみついており、シート前の手摺りに摑まったアリサもさほど余裕はなさそうだ。

「やっぱ、外洋にこんな小さな帆船だと無理があったんじゃない?」

「大丈夫だよ」

 この船は排水量一〇〇トンくらいの小型ガレオン船だけど、特殊ギミック満載だからどんな荒海でも余裕なのだ。

 エルフ達の話だと、この荒波も長くは続かないという話だし、それに── 。

「──ほえ?甲板の一部が開いていく」

「側面も窓開いた~?」

 パタパタと音を立てて開くカバーを見て驚いたアリサの呟きをタマが補足し、続いて高回転エンジン音のようなモノが船上に響いた。

 ふわりとした浮遊感が身を包み、荒波による揺れが収まっていく。

 揺れが収まったタイミングで、涙目のポチがロープをするすると滑って見張り台から降りてくる。

 タマもポチに釣られて、一緒に甲板まで降りてきた。

「ふわふわ~」

「マスター、船が空に浮かんでいると報告します」

「へっ?空?」
                                   
 タマとナナの報告に、アリサが驚きの声を上げて舷側から身を乗り出す。

 他の子達も、シートベルトを外して三々五々に甲板に散っていく。

「ふ、船が飛んでるぅううううう !」

 ──この船は空力機関を搭載した浮遊帆船なのだから。

 驚く仲間達に、少し得意げに船の仕組みを語ってみた。皆「すごい魔法装置が載ってる」くらいの理解だったが、一様に揺れない船を喜んでくれたので良しとしよう。

 揺れないのもそうだが、空中に浮かんだ船は水の抵抗がないので、普通の風でも時速二〇キロメートル、風魔法を併用する事で時速六〇キロメートルの巡航速度が出せる。
         
 涙滴型の「風防」の魔法を併用すれば、たぶん、最大時速一〇〇キロメートルくらいは出るはずだ。

 飛行機としては遅いが、快速で有名な駆逐艦シマカゼが時速七五キロメートル程度だった事を考えると、船としてはどのくらい破格か分かるだろう。

「もっと高く飛べるの?」

「海面から六〇メートルくらいまでは上昇できるよ」

 この船の空力機関は出力の低いフィンの利用法を考えている時に作った代用品だから、普通の飛空艇のように自由自在に空を飛ぶ事はできない。

「こんなこともあろうかと、ってジェットエンジンを積んでたりしないの?」

「ないよ、そんなもの」

 アリサの問いに苦笑を返す。

 だって、あくまでコンセプトは帆船だからね。

 もちろん、空きスペースはたっぷりあるし、飛空艇用の大出力タイプの聖樹石機関や噴射推進機などを搭載するためのマウンタも標準装備してあるので、ストレージにストックしてあるそれらの魔法装置を組み込むことは可能だ。
                                    
 だが、この船はあくまで帆船らしさを優先させた。風寄処理を施した帆が捉える自然風か風魔法による強風で進むのが帆船らしくていいと思う。

 そんな会話をアリサとしていると、前方を見つめていたリザが警告の声を発した。

「ご主人様、霧が立ちこめてきました」

 リザの報告を聞いたオレは素早くマップを開いて航路を確認する。

 この先は障害物もないし、魔物もいないので視界が多少遮られても問題ない。

 ──嗯?

 何か今、違和感を覚えた。

「にゅ~?」
                                                                  
 船首に座って足をぶらぶらさせていたタマも違和感を覚えたらしく、耳の後ろを不快そうに搔くのが帆布の隙間から見えた。

 霧が晴れると、真夏のような明るい日差しが一気に差し込んでくる。
                                    
 波が少し穏やかになっており、気温も日差しに相応しい暖かさ──というか暑さに変わった。
                                                         
 マップを開いて確認すると、マップ名がいつの間にか「妖精の迷い海」エリアから「海龍諸島」エリアに変わっていた。

 オレはマップを開いて、魔法欄から「全マップ探査」を選んで、このエリアの情報を収集する。

「ご主人様、何が起こったのでしょう?」

「心配しなくていいよ。ボルエナンの森のエルフがかけた魔法で、どこか遠くに飛ばされただけだよ」

 これが「荒波も長くは続かない」とエルフ達が言っていた理由に違いない。

 心配そうに集まってきたリザや仲間達にそう答える。
                                                
 詳細を尋ねなかったので推測になるが、エルフ達の魔法書にあった「彷徨いの海」という魔法だろう。

公都の老スプリガンの店を守っていた「彷徨いの森」と同種の魔法でボルエナンは守られているようだ。

「強制転移なんて大変じゃない。今、どの辺りか分かるの?」

「大丈夫だよ。ここは海龍諸島みたいだから、北上すればシガ王国に行けるよ」

 オレが説明すると、皆はようやく安心した顔を見せるようになった。

 このエリアは大きな空白地帯を挟んで、オーユゴック公爵領のエリアに続いている。

 帰還転移用の刻印板を設置する必要もあるし、海龍諸島沿いに北上してオーユゴック公爵領の領海に出て大陸沿いに西へ進路を取ろうと思う。
                                                        
 この「海龍諸島」エリアは大小一〇〇以上の島々がある半径三〇〇キロほどの歪な形の海域を指す。どの島も無人島で、住民は一人もいない。

 シーサーペントという海の魔物が大多数を占め、最大でレベル四〇、平均三〇ほどで総数二千匹近くもいる。中にはディープシーサーペントというレベル五〇超えの上位種も共存していた。

 レベル二〇以下の細々とした魔物もいるが、どれも島の内陸や島の沿岸に生息しているようだ。
         
「なんだか、暑っついわね」

「本当ね」

 安心した途端、このエリアの暑さに気を配る余裕が出てきたらしい。

 アリサとルルが胸元をパタパタして風を送っている。

「それじゃ、少し風通しを良くしようか」

 潮風からガードする船の防御魔法装置を操作して、一定量の風が通過するようにしてやる。

 潮風で仲間達の髪が傷まないように、カットしていたのだ。

「海の香り」

 ぽつりとミーアが呟く。

「涼しっ」

「本当ね、良い風」
                     
 アリサとルルが潮風に身を晒して涼む。
16 - 往頭目房間


空無一人的床。
甚至連寢息也聽不到、無聲的房間。
理應在那兒的尤艾露、不在。

時間是深夜。
從窗戶扎進來的只有微弱的月光。
離天亮還很早吧。

在這樣的時間、到底去哪裡──

──突然、想起了昨天不安的動搖著的尤艾露的表情。

討厭的預感。

就好像發生著什麼不好的事一樣、那樣忐忑不安。

......不、也許只是起床去廁所罷了。
首先、應該去確認一下。
下到旅館的一樓、敲打廁所的門。

沒有、回應。

「要是更加更加努力的話、那個時候......」

想起了昨天的尤艾露的話。

努力。
在迷宮探索上努力、就是這意思吧。
......難道說、在這樣的時間到迷宮去了?
只有、一人地。

不、不會吧。
在我睡覺時潛入迷宮什麼的、不管怎么說尤艾露也不會做這種事吧。
理應向我徵求許可才可以的。
......還是說、我把尤艾露逼到了不做到這樣就完了的絕境了嗎?

要是。
萬一。
去了迷宮的話。
尤艾露的話、直到第七層為止即使是一個人也總會有辦法的吧。
倒不如說、一個人比較好也說不定。

可是、如果所謂的「更加努力」是指拿出直到現在為止以上的成果這意思的話。

──尤艾露她、向著頭目房間去了的話。
頭目的稀有掉落物這東西、會不會是尤艾露用於向我展示的簡單易懂的巨大成果?。

這樣的話、不妙。
若是尤艾露的話、是勝不了頭目的。

巨型史萊姆是直徑三米的龐然大物。
相對的、尤艾露的武器是二、三十釐米的小刀。
不管尤艾露的動作多么聰敏、多麼擅長操縱小刀、但是身體依然還是小孩子。

用那麼細小的小刀一點點地削掉龐然大物、到底要花費什麼程度的時間?
在長時間的戰鬥裡、在回避時和攻撃時經由動作積聚疲勞、因為疲憊不堪而動作遲緩、被巨型史萊姆碾碎。
那種畫面──

──只是想像了一下、心跳就變得激烈起來。

如果去找的話...
尤艾露她、已經一個人在前往頭目房間的路上也說不定。

昨天、尤艾露、說了「已經沒關係」了。
她在最後、笑了。
或許、沒有潛入迷宮也說不定。
因為今晚的月亮很漂亮、所以在散歩之類的也說不定。

可是。
但是。
無論如何也、坐立不安。


「哈啊......哈......」

在和迷宮相連的大街上朝著迷宮奔跑。
在寂靜的街上。
離迷宮還很遙遠。

尤艾露真的去迷宮了嗎。
沒有可靠的證據。
可是、考慮到昨天的對話的話、會想到她去了迷宮是理所當然的。

偶然看向前方、看見一個醉漢在街道上坐著不動。
......或許、有看見尤艾露也說不定。

「唔......喂、你、在這附近、看到過黑暗精靈的女孩子嗎?」

看到就拜託說出來啊。
然后、「沒有去迷宮」想聽到他這樣說。
這樣的話、我就能就這樣回到旅館、等著尤艾露了。
這涌上來的焦燥感、也能夠消除掉了。

「啊?」

「告訴我。看到了?沒看到?」

「......那個、雖然看到了」

「唔......!多久之前?知道去哪裡了嗎?」

快點、告訴我吧。
不禁用力揪住醉漢的肩膀。

「什、幹什麼啊你。啊、去那邊了喔。在十分鐘左右前!」

醉漢、拍開我的手、馬上用手指指示方向。

......那指尖、指向了街道的中心、迷宮的方向。


模糊地發著光的迷宮的牆壁。
被那光亮照耀下、我依靠表示最短路線的樁子在迷宮裡全力奔跑。

在道路上前進、馬上便看到了一只尖牙兔。
尖牙兔很敏捷。
即使逃掉也會被追上的吧。

跑到跟前、揮下釘頭錘。

「唔......!」

輕易地被躱開了。
然後、尖銳的痛楚在手腕上奔走。
一看過去、就看到尖牙兔用牙齒咬上了右腕。
衣服破掉、從那裡滲著血。

即使想硬扯下來、也因為尖牙兔的下巴深深陷入手腕裡怎樣也剝不下來。
即使揮動手腕、用左手拉開下巴也不離開。

「可惡......!」

在這種地方、明明一層之類的時間都不能浪費的。
──不快點的話、尤艾露在頭目的房間裡......。


連衕手腕一起、把尖牙兔向牆壁砸上去。

「啊咕......!」

每一次砸上去、尖牙兔的牙都深深的陷進去。
從像刺穿一樣鋭利的疼痛、到手腕全體的沉重的鈍痛、漸漸變成了哪一處也不舒服的疼痛。

但是。
這就是、治癒。
傷勢治癒。

一邊說給自己聽、一邊把砸上去的力量加強。
以不知道多少次的打撃、尖牙兔變成光消失了。

「哈......哈啊......」

尤艾露不在的話、甚至連尖牙兔也要苦戦了嗎。

應該先暫且回去、找誰來幫忙嗎。
不、現在是深夜。
像艾特和露露卡那樣、只要說的話就會馬上回應過來的他們住宿的旅館、我並不知道。
在冒險者公會也、幾乎沒有人了。
而且、即使和素不相識的其他人交涉、也需要時間。
當然我也沒有拿著會讓對方立即說「YES」那樣的金錢。

現在尤艾露前往著的頭目房間、一旦進入的話直到打倒頭目為止都不能出去。
就是說、在尤艾露到達頭目房間之前、我必定要阻止尤艾露。
剛才已經走得非常多了。
現在回去的話、會變得來不及也說不定。

「就這樣去嗎、不」

沒有打倒魔物的必要。
只要跑過去就好。

而且、我有治癒魔法。
只要不是即死的話......就給他治好。
馬上追上尤艾露、之後一起回去就好。
隨著時間的流逝、尤艾露就會前進到迷宮的深處了吧。
現在不能在這裡回去。


奔跑、奔跑、奔跑。
被咬上、往牆壁上砸、不斷奔跑。

終於看得見前往第二層的樓梯了。
但是、還未追得上尤艾露。


第二層和第三層、忘我地跑過去了。
雖然正規路線的魔物不多、但會出現的還是會出現的。

無視掉岩鹽魁儡、奔跑。
即使被哥布林刺傷也繼續奔跑。
忍受住綠伊比的毆打繼續奔跑。
被巨雞撞飛後繼續奔跑。

好痛。
會死也說不定、好幾次的想過。
被哥布林包圍。
被巨雞追趕。
逃跑、以釘頭錘迎戰、好歹算是繼續前進了。

「想掉頭回去」這樣想過。
想在旅館睡覺。
想在酒館喝的大醉。

可是、現在回去的話、尤艾露就會到頭目房間去了。

我的心並沒有堅強到知道那些還能回去的程度。
應該、還來得及的。


追趕著樁子、一邊奔跑一邊在通路上轉彎。

然後、平衡突然崩潰了。
身體輕輕的浮了起來。
隨著奔跑的勁頭、由頭向地面摔了上去。
地面的起伏刮到臉頰、血在流著。

正想站起來並把手夠著、那隻手就滑溜溜地滑倒了。

到底是、什麼──

回頭一看、在咀嚼著被血沾滿的什麼東西的大螞蟻就在那裡。
在那口裡的是、茶色的皮靴。


......那是、我的、腳。


右腳、沒有先端。

紅色。
思考漸漸染得通紅。
被咬到了。
好痛。好熱。好噁心。
明明在通道的陰影中、可是並沒有察覺到。
血不停的流著。
大螞蟻在靠近過來。
被血沾濕了的大顎、一邊發出咔吱咔吱、咔吱咔吱的聲音一邊舉起。
不妙。
不妙。
不治療的話。

「──EX治療(EXHeal)......!」

咕咚咕咚的、肉就像涌上來一樣、腳的先端生長起來。
令人感到舒適的溫暖、使痛楚緩和下來。
急忙地從大螞蟻身邊離開、接著剛才為止左腳所在的地方、就被大螞蟻的大顎咔吱的關上了。

不停的跑。
還、沒有追上來。




下了這台階、就已經是第七層了。
尤艾露已經到第七層去了嗎。

衣服已經因為血而染的通紅、這裡也哪裡也變得全是破洞。
這是為了追趕尤艾露、無視魔物並且不停奔跑的結果。

也許還趕得上。
說真的、或許尤艾露就近在眼前也說不定。

避開沖撞過來的史萊姆、奔跑。
向樓層的中心、一個勁地奔跑。


──然后、終於到達了頭目房間。

到達、了。

不是追上尤艾露、而是到達了。

沒有趕上嗎。

不、進去的話、也許尤艾露現在正在戰鬥當中也說不定。


在朴素的迷宮中很是顯眼、有著豪華裝飾的大門。


打開這扇門、現在、進去裡面的話......






「啊呢、四季嗎?......唔!怎麼了、滿身是血不是嗎!」

「怎麼搞的、不是破破爛爛的嗎。沒事嗎?」

──突然、從後面被人搭話了。

是艾特和克薩。
看向旁邊、另外還有其他數名冒險者在。
也有魔法使打扮的男性。

在第七層裡、露宿的隊伍很多。
這就是那臨時隊伍嗎。

得救了。
這樣的話、能行。

「艾特、克薩!起床了尤艾露就不在了......尤艾露她、尤艾露她在和頭目戰鬥也說不定啊!」

對我的話、艾特露出了驚愕的表情。

然后克薩......。

......這傢伙在說什麼啊、露出了這種表情──

「說什麼啊四季。尤艾露醬的話、現在的時間在酒館裡哦?」

說出了這種開玩笑的事。

「哈啊!?」

「所以說、尤艾露醬的話在酒館哦?怎麼了、忘了嗎?」

不明白意思。

「哎、什麼、怎麼回事?說是忘了、不如説從一開始這種話、我就沒聽說過啊!」

「你看、那時候喔。在喝火龍殺的時候喔、因為尤艾露醬想送你禮物、說了想要可以自己用的錢吧?可是她說因為不想因為那而給你添麻煩所以在你睡覺時工作、而且你對此說了加油的不是嗎。厲害又值得稱讚的孩子吶。啊、順帶一提說在酒館工作的話就好的是我呢」

啊、聽到了哦。
不、說是聽到了、不如説雖然聽不清可還是隨便的回應了呢。
說了那樣的話嗎。

醉漢看到了的也不是走向迷宮、而是走向「和迷宮一樣方向的酒館」的尤艾露吧。

......什麼啊。
我搞錯了嗎。
多少次感到痛楚、接著多少次差點死掉。
只是因為自己武斷搞錯了嗎。

不、可是、太好了。
雖說是徒勞的、但是尤艾露沒事真的太好了。

......不、才不好。



「那、那個、艾特先生、克薩先生」

「怎麼了、一本正經的」

「............請把我送到地上」





16 - ボス部屋へ。-終わり-
返回列表